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2017年9月27日

京大とパナソニック、非接触ミリ波バイタルセンサの小型・高感度化技術を開発

 京都大学のCenter of Innovation(COI)とパナソニックは2017年9月26日、共同で、離れたところから高精度に心拍数と心拍間隔を計測できる生体情報センシングセンサの小型化、高感度化に成功したことを発表した。
 今回開発した「非接触ミリ波バイタルセンサ」は、広帯域な79GHz帯を利用し、ミリ波レーダをCMOS半導体技術により1チップ化することで、2016年1月20日に発表したものに比べ1/101に小型化した。また、79GHz帯を利用することで、複数の人物を同時に計測する場合、互いに離れる必要がある距離を7.5cm程度と従来比1/8まで縮めることができた。その結果、同センサではこれまで不可能だった複数の人物の心拍間隔を同時に計測することも可能となっている。
 本センサは、高感度なスペクトラム拡散ミリ波レーダ技術と、特徴点ベースの心拍推定アルゴリズムによって、心電計相当の精度で心拍間隔をリアルタイムに計測できる。小型化、高感度化により、天井や機器などにセンサを埋め込み、利用者が測定時にストレスを感じない、カジュアルな生体情報センシングを可能にする。具体的には、日常の健康管理や母子・高齢者の見守りなどのシステムの進化と普及に貢献していく。
 スペクトラム拡散ミリ波レーダ技術は超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)レーダの一つ。微弱な信号を解析することでノイズの少ない信号を得られる。他の電波システムとの干渉にも強い。 特徴点ベースの心拍推定アルゴリズムは、測定対象者の心臓の動きに特有の信号特徴点パターンを自動抽出し、心臓の収縮・拡張の繰り返しを正確に捉えることにより、「呼吸信号などが混在する環境下の」微弱な信号であっても正確な心拍の測定を可能にするアルゴリズム。
 同社では、今回の小型プロトタイプ機を用い、2018年度に保育施設などで予定されている実証実験を経て、さまざまなアプリケーションの検討を進めていく。

URL=http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/09/jn170926-1/jn170926-1.html


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