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2017年7月5日

ST、次世代Bluetooth low energyアプリケーションプロセサを発表

  スイスSTMicrolectronics社は2017年6月28日、次世代のBluetooth low energyアプリケーション・プロセサ「BlueNRG-2」を発表した。 スマートフォン、タブレットおよびコンピュータなどの新製品に導入されるBluetooth low energyによって、消費者は、自分の持っている機器からあらゆるBluetooth low energy対応機器と通信することができる。同様に、サービス・プロバイダは、簡単に機器をクラウドと接続し、サービス提供やデータ収集が可能になる。
 BlueNRG-2は、電力効率の非常に高いプログラマブル・プロセサおよびスタンバイ・モードなどの超低消費電力機能を特徴としており、これらの要件をサポートする。また、高いRF信号強度が、信頼性の高い無線通信を可能にするため、システムの消費電力を低減しするほか、Bluetooth low energyソフトウェアおよびアプリケーション・コード用に集積されている大容量メモリが、外付けメモリを削減し、システム設計を簡略化することができる。Bluetooth 5に準拠するBlueNRG-2は、最新世代のスマートフォンとの相互通信を可能にすると共に、最先端の拡張機能(セキュリティ、プライバシー保護、高速データ通信用のパケット長拡張など)をサポートしている。
 CPUコアには、低消費電力かつ超高効率で32ビットの処理性能を持つARM Cortex-M0プロセサを採用している。また、暗号化処理、電源制御、クロック制御などの機能を搭載するほか、コードやデータを柔軟に保存できるフラッシュメモリ(256キロバイト:KB)を内蔵している。スタンバイ・モード(動作電流0.5μA)などの複数の低消費電力モードにより、最小限の電力で機能要件を満たすことができる。内蔵のBluetooth low energy無線(RF最大出力パワー設定:+8dBm)が通信範囲を最大化するとともに、データのエラーや再送信を防止することで全体的な消費電力を節約する。さらに、最高動作温度が105℃のため、車載環境を含む幅広い用途に使用することができる。
 BlueNRG-2を使用する開発者は、業界最先端の加速度センサ、ジャイロ・センサ、地磁気センサ、慣性センサ・モジュール、大気圧センサ、その他の環境センサを含むSTのMEMSセンサ・ポートフォリオをシームレスに利用することができる。 内蔵の10bit ADコンバータ(2チャネル)は、アナログ・フロントエンド・トランスデューサ用の利便性の高いインタフェースになり、Pulse Digital Modulation(PDM)インタフェースは、音声制御に適したデジタルMEMSマイクロフォンとの接続を簡略化する。
 またSTは、BlueNRG専用の超小型バラン(BALF-NRG-02D3)を開発した。インピーダンス整合回路および高調波フィルタを集積したこの多機能バランの実装面積は1.2mm2以下でRF回路の複雑さを軽減するとともに、RF回路性能を最適化する。また、非導電性ガラス基板上に形成されるため、温度によるバラツキが少なくなっている。
 BlueNRG-2はQFNパッケージ(32ピン)で提供され、すでに入手可能。さらに多くの汎用入出力ピンを搭載したQFNパッケージ(48ピン)と、超小型WLCSPチップ・スケール・パッケージ(2.6 x 2.7mm)のオプションが年内に追加される予定。BlueNRG-232(QFNパッケージ)の単価は、1000個購入時に約1.95米ドル。

URL=http://www.st.com/content/st_com/en/about/media-center/press-item.html/p3960.html







 

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