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2017年6月8日

「eRamp」がドイツと欧州のパワーエレクトロニクスを強化

 エネルギー効率の分野において欧州で最も重要なプロジェクトのひとつである「eRamp(Excellence in Speed and Reliability for More than More Technologies)」は2017年5月29日、同月31日付けでプロジェクトが完了したことを発表した。同プロジェクトは産学からの26のパートナーが3年間にわたり、エネルギーの利用効率を高める革新的なエレクトロニクスコンポーネントの研究を行なった。各パートナーは省エネに役立つチップのパッケージング技術など、新たな生産技術の早期導入に注力した。
  eRampプロジェクトが対象とした範囲は、発電、送電、また その利用まで、パワーエレクトロニクスのバリューチェーンすべてにわたっていた。欧州6カ国で行われたこの研究の主導役は、世界のパワー半導体市場をリードするインフィニオンテクノロジーズが務めた。パワーエレクトロニクスに関わるノウハウの中心としてのドイツと欧州が、このプロジェクトによりさらに強化される。
 独Infineon Technologies社の独ドレスデン拠点のOliver Pyper研究開発 イノベーションプログラム シニアマネージャー 兼eRampプロジェクトのコーディネーターは、「eRampプロジェクトの成果からは、欧州のパワーエレクトロニクス生産の競争力維持に必要な条件が整った。パワーエレクトロニクスにより発電、送電、および使用の効率がさらに高まることが保証される。eRampが欧州のノウハウを大きく拡大したのもまさにこの分野である。」
  この研究の成果は、半導体生産環境において直接 実用性を確認した。以下の5カ所の拠点で研究パートナーによる既存のパイロット生産ラインと生産関連の包括的なノウハウが使用された。
 具体的には、Infineonのドレスデンおよびオーストリアのフィラッハの工場では、300mmウェハをベースとしたパワー半導体を対象としている。また、同社の独レーゲンスブルク工場では、パワー半導体のためのチップパッケージング技術を研究している。また、Boschの独ロイトリンゲンの施設では、200mmウェーハをベースとしたパワー半導体、スマートパワー、およびセンサを行っている。オーストリアamsのウンタープレムシュテッテン ネア グラーツ工場では、3D/TSVパイロット生産ラインを構築している。
 これらに加え、Infineon、Osram、Siements各社が協力し、新しいチップ組み込み技術を検証するための検査機器とデモンストレータが作成された。
 「eRamp」プロジェクトは、欧州の資金調達イニシアティブであるENIAC Joint Undertakingに加え、ドイツ最大のスポンサーであるドイツ連邦政府教育研究省からの資金的支援を受けた。またオーストリア、オランダ、ルーマニア、スロバキア、英国からも資金的支援が行われた。eRampは欧州における一連の研究の一環として、300mmウェハをベースとしたパワーエレクトロニクス開発に特化して行われた。この分野にはEPT300、EPPL、およびPowerBaseの各プロジェクトも含まれている。これら4つのプロジェクトには約100のパートナーが参加し、パワーエレクトロニクス活用を通じ、経済的かつ環境に配慮した欧州の強化に取り組んでいる。2016年には欧州のマイクロエレクトロニクスを強化する、IoSenseプロジェクトを含むその他のイニシアティブも開始された。これはセンサー技術に関するイニシアティブであり、ECSEL Joint Undertakingの一部となっている。eRampプロジェクトと同じく、これにおいてもインフィニオン ドレスデンが主導的役割を果たしている。
 eRampには6カ国、26の研究パートナーが参加している。eRampプロジェクトの研究パートナーは以下の通り。
 AMS AG(オーストリア ウンタープレムシュテッテン)、CISC Semiconductor GmbH(オーストリア クラーゲンフルト)、HSEB Dresden GmbH(ドイツ ドレスデン)、インフィニオン テクノロジーズ(ドイツ ドレスデン/レーゲンスブルク/ミュンヘン、オーストリア フィラッハ、ルーマニア ブカレスト)、JOANNEUM RESEARCH Forschungsgesellschaft GmbH(オーストリア グラーツ)、Intel(オーストリア フィラッハ)、Materials Center Leoben Forschung GmbH(オーストリア レオーベン)、NXP Semiconductors(オーストリア グラートコルン、オランダ アイントホーフェン)、Osram GmbH(ドイツ ミュンヘン)、Polymer Competence Center Leoben GmbH(オーストリア レオーベン)、Robert Bosch GmbH(ドイツ シュトゥットガルト)、SGS INSTITUT FRESENIUS(ドイツ タウヌスシュタイン)、Siemens AG(ドイツ ベルリン、ミュンヘン)、SPTS Technologies Ltd(英国 ニューポート)、Stichting IMEC Nederland(オランダ アイントホーフェン)、SYSTEMA Systementwicklung Dipl.-Inf. Manfred Austen GmbH(ドイツ ドレスデン)、スロバキア工科大学ブラチスラバ校(スロバキア)、ウィーン工科大学、インスブルック大学(ともにオーストリア)、ドレスデン工科大学、西ザクセン応用科学大学ツヴィッカウ(ともにドイツ)

URL=http://www.infineon.com/cms/en/about-infineon/press/press-releases/2017/INFXX201705-055.html






 

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