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2017年4月25日

ニコン、ASMLとCarl Zeissを特許侵害で提訴

 ニコンは2017年4月24日、オランダASML Holding社およびその関連会社と、ASMLにレンズなど光学部品を供給する独Carl Zeiss SMT社について、同社の特許侵害行為の停止を求め、オランダ、ドイツ、日本において、同日、訴訟手続きを開始したことを発表した。ニコンは、オランダのハーグ地方裁判所にてASMLに対し11件の特許侵害訴訟を提起し、また、東京地方裁判所へも提訴した。一方、ASMLの液浸露光装置に使用されている光学部品の製造を行っているZeissに対してはドイツのマンハイム地方裁判所へ提訴した。
 ニコンは、ASMLの液浸露光装置には同社の特許技術が使われていると考えており、一連の訴訟では、ASMLとZeissによるこれら製品の流通、販売の差し止めとともに損害賠償を求めていく。  ニコンによると今回の提訴にいたるまでの経緯は以下の通りである。
 ニコンは2001年12月に、自社特許を無断使用されたことによりASMLとZeissに対する提訴を行い、2004年には包括的な和解に至った。これに伴いニコンはASML/Zeissとクロスライセンス契約を締結した。このライセンス契約では、出願日の早い特許は恒久的なライセンス、出願日が遅い特許のうち一部の特許は2009年12月31日までの期間限定ライセンスとされた。このライセンス契約のなかで、ニコン、ASML、Zeissは、2010年1月1日から2014年12月31日までの5年間を、お互いに特許訴訟を行わない不争期間とすることで合意した。しかし、この不争期間中に行われた特許侵害行為について、ニコンは、ASMLとZeissに対して損害賠償を請求することがクロスライセンス契約により可能となっている。 2009年12月31日にクロスライセンス契約におけるライセンスが終了した後も、ニコンは新たなライセンス契約についてASML、Zeissとの合意を試みてきた。しかし、ASMLとZeissが当社の特許技術の価値に見合ったライセンス条件を受け入れることはなく、ニコンとしては、ASMLとZeissが当社の特許技術を無断で使い続けていると確信しており、特許権を行使するため今回の訴訟手続きを開始することとした。

URL=http://www.nikon.co.jp/news/2017/0424_01.htm









 

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