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2017年4月13日

ADI、42V入力の6A同期整流式降圧スイッチング・レギュレータを発売

 米Analog Devices(ADI)社は2017年4月12日、42V入力の6A同期整流式降圧スイッチング・レギュレータ「LT8640S」の販売を開始した。LT8640SEVは4mm×4mm LQFNパッケージで供給される。インダストリアル温度バージョンのLT8640SIVは−40℃〜125℃の動作温度範囲で仕様が規定され、参考単価は4.65米ドルから。
 独自のSilent Switcher 2アーキテクチャは2個の内部入力コンデンサに加え、BSTピンとINTVCCピンに内部コンデンサを使用して、ホット・ループの面積を最小限に抑えている。十分に制御されたスイッチング・エッジ、切れ目のないグランドプレーンを備えた内部構造、ボンディング・ワイヤに代わる銅ピラーの使用により、LT8640Sの設計はEMI/EMC放射を大幅に低減する。この改善されたEMI/EMC性能は、ボード・レイアウトの影響を受けにくいので、2層のPCボードを使用する時でも設計を簡素化してリスクを軽減します。LT8640Sは全負荷範囲にわたり2MHzのスイッチング周波数で、自動車のCISPR 25、クラス5の ピークEMIの規制値を容易にクリアすることができる。スペクトラム拡散周波数変調も利用できるので、EMI/EMCレベルをさらに下げることができる。
 LT8640Sは同期整流方式により、2MHzのスイッチング周波数で95%の高い効率を達成している。入力電圧範囲が 3.4V〜42Vと広いので、自動車や産業用のアプリケーションに最適となっている。高効率の内部スイッチにより、0.97Vの低電圧まで最大6Aの連続出力電流と7Aのピーク負荷電流を供給可能となっている。Burst Mode動作により、暗電流をわずか2.5μAに抑えるので、自動車の常時オン・システムなど、バッテリの動作時間を延長することが求められるアプリケーションに適している。
 LT8640Sは独自の設計により、あらゆる条件で最小ドロップアウト電圧をわずか100mV (1A時) に維持するので、自動車のコールドクランクのような状況で卓越した性能を発揮することができる。さらに、最小オン時間がわずか30nsと短いので、2MHzの固定スイッチング周波数を使用して16V入力から1.5V出力への変換が可能となっている。このため、設計者はノイズに敏感なクリティカルな周波数帯域を回避しながら効率を最適化できる。
 LT8640Sは24ピン4mm×4mm LQFNパッケージを採用しており、高いスイッチング周波数により小型の外付けインダクタやコンデンサを使用できるので、熱効率の良い実装面積の小さいソリューションを提供する。
 LT8640Sは内部の高効率トップ・パワースイッチとボトム・パワー・スイッチを使用し、必要な昇圧ダイオード、発振器、制御回路、ロジック回路を1個のチップに集積している。低リップルのBurst Mode 動作により、低出力電流でも出力リップルを10mVP-P未満に抑えながら高効率を維持する。ノイズを最小限に抑えることが求められるアプリケーションでは、全負荷範囲にわたり強制連続モードで動作するように設定できる。スイッチング周波数は200kHz〜3MHzの範囲で設定および同期可能となっている。
 また、独自の設計技法と新しい高速プロセスによって広い入力電圧範囲で高効率を達成でき、電流モード方式の採用によって高速トランジェント応答と優れたループ安定性が得られるようになっている。この他に、内部補償、パワーグッド・フラグ、出力ソフトスタート/トラッキング、過熱保護などを特長としている。

URL=http://www.linear.com/product/LT8640S









 

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