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2017年3月24日

EutelsatとST、次世代SmartLNB向けに最先端SoCを開発

 スイスSTMicroelectronics社と世界的な衛星事業者のEutelsat Communications(ETL)は2017年3月8日、Eutelsatのインタラクティブ衛星通信端末 SmartLNBを駆動する次世代SoC「STiD337」により、新たなマイルストーンに到達したことを発表した。EutelsatのSmartLNBは、STiD337が採用された最初のシステム。「STiD337」は、このシステムのコスト低減、サービス向上、低消費電力化に貢献している。
 SmartLNBは、従来のDTH衛星信号のKuバンド受信に代わる新しい電子フィードで、1個以上のチューナ / 復調器をLNB内に直接埋め込み、IPパケット伝送に最適化されたナローバンドのリターン・リンクを加えています。SmartLNBは、より幅広いインターネット接続型TVアプリケーションを実現し、既存のサービスと共存するトランスペアレントな双方向IPリンクを提供する。アプリケーションは、TVや放送分野に限らず、急成長しているインターネット接続型機器(M2M、IoT、SCADA、ホーム・オートメーション、スマート・ビルディングなど)にも対応する。
 STiD337は、超低消費電力の28nm 完全空乏型SOI(FD-SOI)プロセス技術で製造され、システムのディープ・スリープと自動ウェークアップが可能となっている。消費電力は、フルスピード時で最大3.5W、スリープ時は50mW未満(標準値)す。現在入手可能な最も電力効率の良い製品で、SmartLNBの性能と効率を新たなレベルに引き上げる。
 さらにSTiD337は、効率的なデータ処理のため、GSE(Generic Stream Encapsulation)および、転送リンクの最新の衛星放送規格DVB-S2Xに対応しており、100Mb/秒を超えるスループットを可能にする。
 リターン・パスには、通常SmartLNBで使用される非同期アクセス機能を備え、強化型分散スペクトラム技術向けに最適化されたソフトウェア無線の手法を実装している。また、STiD337は、リアルタイム・マルチアクセス技術をサポートするためのハードウェア機構をすべて搭載している。リターンの変調は内蔵プロセサで演算される。このプラットフォームは、演算能力を向上させ、リターン・チャネルの変調形式の選択に最大限の柔軟性を確保するため、NEONコプロセサを備えたデュアル・コアのARM Cortex-A9、およびST231 DSPオフロード・コプロセサ(4個)が内蔵されている。
 この新しいSoCには、セキュア版と標準版が用意されている。セキュア版には、事前にロードされた暗号鍵、シリアル番号、セーフブートに加え、SmartLNBによるデータ配信および収集操作の保護レベルを向上させるさまざまな機能が含まれている。
 STは、ハードウェア評価プラットフォーム、LinuxベースのOS、および基本ドライバ・セットを提供している。STiD337は、現在サンプル出荷中で、2017年5月に量産を開始する予定。

URL=http://www.st.com/content/st_com/en/about/media-center/press-item.html/p3936.html



 





 

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