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2017年3月14日

ST、豊富な周辺回路を集積し、性能と効率を最適化した新MCU発表

  スイスSTMicroelectronics社は2017年3月7日、ARM Cortex-M4Fプロセサの性能と、独自の超低消費電力技術を融合した最新の32ビット・マイクロコントローラであるSTM32L496 およびSTM32L4A6を発表した。同製品は、従来より増加したメモリ容量、高度なグラフィック・サポート機能、豊富なペリフェラルを集積すると共に、省電力性と柔軟性を高めている。
 大容量の内蔵RAM(最大320キロバイト:KB)が、IoT機器やスマート・ウォッチなどの低消費電力が求められる機器において、STのグラフィックHWアクセラレータ「Chrom-ART Accelerator」によるスムーズなディスプレイ表示を可能にする。その他、最大1MBのフラッシュメモリ、CANインタフェース、カメラ・インタフェース、水晶発振子無しで動作するFull Speed(FS)USB On-The-Go(OTG)を搭載している。また、多ピンのUFBGA169パッケージ・オプションは、STM32L476/486が持つ豊富なデジタル / スマート・アナログ機能に加え、新たなペリフェラルを、より柔軟に活用できるようにする。さらに、STM32L4A6は、ハードウェア暗号化アクセラレーションを搭載しており、SHA-256およびAES-128/192/256アルゴリズムを実行することができる。
 新しいSTM32L4(TM)は、高いプロセッサ性能と卓越した電力効率を両立している。処理能力を示すEEMBC CoreMarkスコアは、その他の超低消費電力プロセサを大きく上回る273である一方、低消費電力性能のベンチマークであるULPBenchスコアは217で優れた電力効率を証明している。アクティブモード時の消費電流はわずか37μA/MHzのため、小型バッテリでも駆動時間の長時間化が可能になると共に、環境発電を電源とするエネルギー・ニュートラルな製品を生み出す可能性を拡げる。
 また、STは、STM32L4のさらなる効率化に向け、外付けDC-DCコンバータでプロセサを駆動するオプションも用意しており、電源アーキテクチャの柔軟性を向上させている。STM32L4のFlexPowerControlアーキテクチャは、消費電力をさらに低減させる新しいシャットダウン・モードと、プロセサおよびペリフェラル用に複数の独立電源を搭載しているほか、充電回路付きの個別V(BAT)ドメインを装備することにより、バッテリ電源の利用や再充電の柔軟性を向上している。
  STM32L4は7種類のローパワー・モードにも対応しているため多様な選択が可能で、I/OレベルとSRAMの内容を保持するオプションも備えている。このオプションには、それぞれ複数のサブモードがあり、アプリケーションの多様な要求に応じて消費電力を高精度にトリミングすることができる。
 STM32L496RET6(LQFP64パッケージ、Flashメモリ:512KB、SRAM:320KB)の参考サンプル価格は約4.63米ドル。

URL=http://www.st.com/content/st_com/en/about/media-center/press-item.html/n3913.html


  






 

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