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2017年1月5日

日立化成、量子ドットフィルムの量産・販売を開始

 日立化成は2016年12月26日、4K、8Kテレビ対応液晶ディスプレイの広色域化を実現する量子ドットフィルムの量産・販売を開始することを発表した。同社は2015年12月より、量子ドットの最大手である米Nanosys社から、量子ドットを使ったフィルム化技術などの導入を行い、開発スピードを加速した。Nanosysの量子ドット技術と、日立化成独自の樹脂組成技術の融合により、技術開発から約1年という短期間での量子ドットフィルムの量産・販売開始となった。
 2012年には4K、8Kテレビなどの高精細テレビ向けの新しい色域規格、BT.2020*4が国際電機通信連合(ITU)によって制定され、ディスプレイメーカ各社は、この規格に対応できる、より広色域のディスプレイの開発を進めている。これまでのハイビジョン(2K)テレビではBT.709という規格が採用されており、その色域は自然界に存在する物体の色の約7割にとどまっていた。一方、BT.2020は、自然界に存在する物体の色のほぼ全てを表すことができる色域のため、BT.709よりも表現できる色の範囲が格段に広がっている。
 しかし、従来のLCDで広色域化を実現するためには、ディスプレイの色を作り出しているカラーフィルタをより色鮮やかなものに改良する必要があり、それに伴い表面輝度(明るさ)が低下する問題があった。表面輝度が低下すると、バックライトをより明るくする必要があるため、液晶ディスプレイの消費電力が増えるという問題がある。
 そこで日立化成は、消費電力を増やすことなく、LCDの広色域化を実現する、量子ドットフィルムを開発し、このたびその量産体制を確立し、販売を開始します。量子ドットフィルムを用いることで、従来の液晶ディスプレイでは達成することが困難であった、BT.2020色域規格の90%以上を達成するという広色域化が可能となり、液晶ディスプレイでより色鮮やかな画像を表示できるようになっている。また、量子ドットフィルムは液晶ディスプレイの製造工程において、他の光学フィルムや基板等を積層するのと同時に組み

URL=http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/information/2016/n_161226r9c.html








 

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