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2017年1月4日

ルネサス エレクトロニクス、車載レーダ向け高性能MCUを発売

 ルネサス エレクトロニクスは2016年12月27日、車載用32ビットマイコン「RH850ファミリ」の新シリーズとして、将来の先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance Systems、以下ADAS)や自動運転車の主要センサである車載レーダ用途に最適な「RH850/V1Rシリーズ」の展開を開始することを発表した。新シリーズの第一弾製品は「RH850/V1R-M」の名称で、特に中長距離レーダ向けに提供していく。
 新製品「RH850/V1R-M」はこれらの市場ニーズに基づき、 (1) 高性能DSPの搭載によりユーザの差異化技術となるレーダ信号処理性能の向上に貢献、(2) ルネサスの低消費電力技術によりレーダセンサの小型化やコスト低減に貢献、(3) 最新のアルゴリズム処理に対応する動作周波数320MHzの高速処理が可能なデュアルコア高性能CPU(G3MH)、2MBの高速フラッシュメモリと内蔵RAMならびにレーダ信号入力用高速シリアルインタフェースを搭載、といった特長を有している。  新製品は、CPUの動作周波数が320MHzで、ルネサスの車載用マイコン「RH850ファミリ」の中で最も高性能なG3MHコアを2個搭載している。G3MHは、RISCアーキテクチャを採用し、2本の7段パイプラインを内蔵するスーパースカラ構造のCPUコアで、2つの異なる命令を同時に実行可能。G3MHはそれぞれ3.2DMIPS/MHz(Dhrystone Million Per Second)の性能を有する。
 また、2MBの業界最速の高速フラッシュメモリに加え、近年のレーダ信号処理の進化により増加する受信アンテナ数とデータ量に対応するため、レーダ信号入力用高速シリアルインタフェースとしてMIPI-CSI2(3unit×4lane)と、2MBの大容量RAMを内蔵。これらにより、FFT、デジタルビームフォーミング、CFAR(注4)、ピーク検出など特有のレーダ用3次元データの計算を行うことが可能としている。
 新製品は、車載用マイコン向けの40nmプロセスを採用した混載フラッシュメモリ技術を採用し、顧客要求の書き換え回数や業界最速のアクセススピードと高信頼性を実現している。
 新製品のサンプル出荷およびDSPのライブラリ提供は2017年下半期、新製品の量産は2018年11月より開始する計画。

URL=https://www.renesas.com/ja-jp/about/press-center/news/2016/news20161227.htm








 

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