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2016年10月5日

ST、最高動作温度125℃の32ビット・マイコンの新製品を発表

 STMicroelectronics社は2016年9月27日、高性能32ビットマイコンであるSTM32F4シリーズのエントリ・レベルとなる新製品「STM32F412/STM32F410」を発表した。新製品には、メモリ容量の増加や機能拡張した製品のほか、同シリーズでは初となる最高125℃で動作する製品が含まれている。
 メモリ容量と機能を充実させたSTM32F412および高温での動作が可能なSTM32F410は、コスト効率の良いアクセス・ラインの選択肢を広げる。アクセス・ラインは、ARM Cortex-M4(84MHz:STM32F401、100MHz:STM32F410/F411/F412)、内蔵Flashメモリ容量(128KB〜1MB)、RAM(最大256KB)を特徴としている。また、STM32F4ファウンデーション・ラインおよびアドバンスト・ラインにも簡単に拡張することができる。
 STM32F412は、外部メモリへの高性能インタフェースであるデュアルモード・クワッドSPI(クロック周波数100MHz)と、スタティック・メモリ用の外部バスであるフレキシブル・メモリ・コントローラ(FMC)を搭載しており、内蔵Flashメモリ(1MB)と内蔵RAM(256KB)を効率的に拡張できる。また、LCDパラレル・インタフェースは、最高でQVGA(16bit色深度)またはWQVGA(8bit色深度)のディスプレイを制御できつ。さらに、真乱数発成器(TRNG)の内蔵で、暗号化などのセキュリティ・アルゴリズムの処理能力が向上している。その他、アクセス・ラインの最新製品に搭載されたUSB On-The-Go(OTG)は、リンク・パワー・マネージメント(LPM)とデュアル電源レールによって性能が向上しており、レベル・シフタが不要になるため、回路基板の小型化に貢献する。
 STは、アクセス・ラインであるSTM32F4シリーズの全製品の動作温度を最大125℃にする予定で、STM32F410はそのロードマップの最初の製品となる。  STM32F410およびSTM32F412もダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)のBatch Acquisition Mode(BAM)に対応しているため、低消費電力が求められるアプリケーションにおいて、CPUを動作させなくてもデータを取り込むことができる。また、デジタル・フィルタを備えた低消費電力マイクロフォン・インタフェース(4チャネル)により、消費電力と CPU負荷を抑えた効率的な音声認識アルゴリズム処理を実行できる。
 UQFN48パッケージで提供されるSTM32F412は現在入手可能で、参考サンプル価格は約3.60米ドル。WLCSPパッケージ(85℃での動作検証済み)で提供されるSTM32F410も現在入手可能で、参考サンプル価格は約1.71米ドル。

URL=http://www.st.com/content/st_com/en/about/media-center/press-item.html/n3871.html








 

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