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2011年9月14日

Freescale、次世代の8ビットMCUを発表

 米Freescale Semiconductor社は2011年8月29日、産業および車載アプリケーションに対応した耐久性と信頼性を備えた、5V動作の8ビット・マイクロコントローラ(MCU)・ファミリ「S08P」と「S08RN」を発表した。いずれも導入の容易なエントリ・レベル製品で、拡張性および従来のデバイスとの互換性を備えており、機器メーカー各社は部品コストを削減して製品の市場投入を迅速化することができる。
 S08Pファミリはタッチ・センシング・インタフェース付きのコントローラのPTクラス、フル機能コントローラのPAクラス、およびエントリ・レベル・デバイスのPLクラスのデバイス・クラスがある。この3つのデバイスは、コア、ペリフェラル、ピン、およびソフトウェアに関して100%の互換性がある。いずれも、欧州の家電安全規格であるIEC-60730に準拠する。同ファミリは、電気的ファスト・トランジェント(高速過渡現象)/静電放電(EFT/ESD)性能が極めて優れており、家電製品、無停電電源装置、空調設備、照明およびビルのスマート制御、スマートメータ、および一般的な産業制御の各アプリケーションのノイズが多発する過酷な環境でも問題なく動作する。
 S08RNマイクロコントローラ・ファミリは、車載用電子部品の認定規格であるAEC-Q100に準拠し、最大125°Cの周囲温度での使用を認定されている。S08RNファミリは、車載アプリケーション向けに調整が施された先進のミックスド・シグナル機能を備えており、タッチ制御、照明、電力変換/モータ制御、LINノード、センサ・ノードやアクチュエータ・ノードなど、自動車向けの電子機器アプリケーションに最適となっている。
 今回発表したMCUファミリは、高効率のS08コアに加え、従来の製品と共通のIPおよびツールがベースとなっている。さらに、2KB〜60KB Flashの製品系列全体でピン配置が共通化され、パッケージ・オプションが豊富であるために、製品間の移行が容易であるだけではなく研究開発費も削減される。また、オープン・ソースのバックグラウンド・デバッグ・モジュールは、費用対効果の高いプログラミングとデバッギングを実現し、電源とグラウンドが隣接するように改良したピン配置は、低コストで簡素化された片面単層のプリント基板の設計を可能にする。
 S08Pファミリには、タッチ・センシング・インタフェース付きのコントローラのPTクラス、フル機能コントローラのPAクラス、およびエントリ・レベル・デバイスのPLクラスのデバイス・クラスがある。車載アプリケーション向けのS08RNファミリは、8KBのパッケージまでタッチ・センシング・インタフェースを装備しており、フル機能のS08RNAコントローラに拡張することが可能である。
 S08マイクロコントローラは、フリースケールの長期製品供給プログラムの対象となっており、産業用は最低10年間、車載用は最低15年間の供給体制が保証される。
 両製品は64-QFPおよび64-LQFPの各パッケージのサンプル出荷開始は、2011年第4四半期を予定している。8ピン/2KB Flashパッケージ(S08PL2)の1万個購入時の1個当たりの参考価格は、0.35米ドルから。

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